外来看護師と糖尿病療養指導士が、足を守るための観察の仕方や日常生活でのケアを中心に、糖尿病の方の生活全般について丁寧に指導とサポートを行っています。医師に直接言えなかったこと、言い忘れたこと、どう表現すればいいかわからないこと……。フットケアというゆっくりした時間の中でそれらを引き出し、サポートにつなげるよう、一人ひとりとの関わりを大切にしています。
部署・看護外来
急性期から回復・慢性期、在宅まで。
三島南病院はケアミックス型病院として、幅広い領域で医療と看護を提供しています。
消化器外科、整形外科、脳外科、泌尿器外科の混合外科病棟。各科の特徴を捉えた上、患者さんが安心、安全に手術を受けられるよう、一人ひとりに合わせた看護を提供しています。
対象になるのは頭から足の先まで全身。急性期外科に関わる幅広い知識、技術を求められるので、看護師としてとても成長できる病棟だと思います。術前術後の患者さんはさまざまな不安を抱えています。しっかり支えられるように、病棟一丸となって取り組んでいます!
難病疾患も多い神経内科をはじめ、消化器、呼吸器、膠原病、内分泌など、幅広く内科疾患の患者さんの受け入れを行なっています。入院時から退院を視野に入れた支援に力を入れています。
神経難病や心疾患など、複雑な疾病構造の患者さんも多く、疾病や治療についてだけでなく、患者さんを全人的に捉える力を養うことのできる病棟です。患者さんのニードをくみ取り、寄り添う看護を心掛けています。また、様々な専門領域の先輩から、実践を通して学ぶことができます。
テーション病棟
脳血管疾患や骨折などの急性期治療を受けて安定し始めた時期の患者さんが入院される病棟です。リハビリを通して患者さんの能力を最大限に伸ばせるよう、医師、看護師、リハビリ部門、薬剤師、栄養士、メディカルソーシャルワーカーがチーム医療を実践しています。心身ともに回復した状態で自宅や社会に戻っていただくためにご家族への支援も大切な役割です。
患者さん・ご家族とともに、チームでご退院後の生活を見据えてリハビリ目標を検討し、入院中の看護ケアに繋げることを大切にしています。そして、リハビリを頑張る患者さんを支えることにやりがいを感じます。皆さんと一緒に学び、成長したいと思っています。
ケア病棟
患者さんの意思を尊重して退院後の生活を考え支援を進め、よりご希望に添えるよう日々関わっています。多職種と密な連携を図り、患者さんが笑顔で退院されることを目標としています。また、自宅介護中のご家族が安心して休息がとれるようにレスパイト入院も積極的に受け入れています。
お薬や食事、経管栄養の管理など自宅に帰ってからもスムーズに行えるように入院中から受け持ち看護師を中心に丁寧な指導をします。退院支援は患者さんの未来に思いを馳せる楽しさがあります。温かく明るい雰囲気の病棟です。たくさんの分野の学びができる地域包括ケア病棟で看護の心を育てましょう。
治療がある程度落ち着いた後、継続した医療的ケアを必要とされる患者さんに、リハビリや医療、看護ケアを実施します。在宅復帰に向け、多職種が連携して支援します。
長い人生の最後の時間に携わることも多い場所です。寝たきりや話せない人も多くいますが、「人の尊厳」を大切に看護にあたりたいと心がけています。その人がこれまでどんなふうに人生を歩んできたのかに想いを馳せることで、人間的な成長にもつながる病棟です。
11の診療科がある外来では、診察・検査介助を中心に、在宅支援や療養生活における生活指導など、患者さんに安全・安心を提供できる体制を整えています。 地域に密着した病院ならでは、患者さんやご家族とのコミュニケーションを密にして、安心して診察を受けていただけるよう心がけています。
私たち外来部門は、地域の方々のニーズに対応する医療の提供を目標に、疾患のみならず、生活環境や家族背景などにも目を向け、患者さんにとって身近な相談者であることを目指しています。関わった患者さんが、三島南病院に来てよかったと思ってもらえるような外来を一緒に作っていきましょう。
中央材料室
手術室では、整形外科、消化器外科、眼科、泌尿器科を中心に手術が行われています。手術室看護師は、患者さんの安全を守り、手術を円滑に遂行できるよう専門知識と技術を常に磨き、看護にあたっています。術前・術後には、麻酔科医師が患者訪問を行い、担当看護師と情報共有を行い、手術の準備を行っています。また、当手術室は、中央材料室業務も兼務しており、器械管理・滅菌処理も行っています。
手術室・中央材料室の経験がなくても、清潔・不潔の基本から習得できるまでの教育体制を整えています。ママさん看護師も多く、スタッフ間で協力し合いながら、年間約800件の手術を行っています。
センター
血液浄化センターは24床のベッドを、午前・午後の二部制で運営しています。安全・安心な透析を受けていただくために臨床工学技士とともに透析機器の管理を行い、維持透析のための患者生活指導、透析導入時の患者指導、ご家族のサポートなどを行っています。
血液浄化センターでは透析中の看護のみならず、日常生活指導や社会資源の活用について、また、ご家族へのサポートなど患者さんの全体像をとらえた関わりをもち、安心して透析に来ていただく場を提供しています。患者さんを知れば知るほどもっとよい看護がしたい思いが強くなり、日々やりがいを感じています。
看護外来(フットケア外来)
ストーマ外来
皮膚・排泄ケア認定看護師と病棟看護師が、ストーマや周囲の皮膚トラブルを中心にケアを行っています。患者さんが退院された後、日常での変化やお困りごと、工夫されていることなどをお聞きし、オストメイトとそのご家族の声を大切にしてよりよい生活を送れるようサポートしています。